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子どもの権利を大事にする体操教室でありたい

体操を通じて体力や技術を育むことはもちろん大切ですが、それと同じくらい大事にしているのが「子どもの権利」です。


私の教室では、この権利を実際に守るために次のことを大切にしています。


1. 発言する権利(心理的安全性)


子どもに威圧的な態度をとらず、発言や行動を頭ごなしに否定しません。

怒られる心配がないからこそ、困ったときや不安なときに「先生に言ってみよう」と思えるのです。


・ 心理的安全性の研究(Edmondson, 1999)


2. 選択する権利(やる/やらないを決める)


体操の練習は「挑戦してみたい」という気持ちがあるからこそ意味があります。

「やらない」という選択肢も立派な自己決定です。強制せず、自分の意思で取り組むことがモチベーションや成長につながります。


・自己決定理論(Deci & Ryan, 2000)


3. 言葉がけの大切さ


私は「言葉がけ」そのものも、子どもの権利を守る大切な手段だと考えています。

「やってみたいね」「どうしたい?」「失敗しても大丈夫」という前向きな言葉は、子どもの安心感と挑戦する気持ちを育みます。


逆に、威圧的な言葉や否定的な声かけは、子どもの自己肯定感や学ぶ意欲を下げてしまいます。

だからこそ、私は日々の関わりの中で「子どもの気持ちを尊重する言葉」を選ぶようにしています。


・教師期待効果(Rosenthal & Jacobson, 1968)、ポジティブ言語環境が動機づけを高める研究(Wentzel, 2010)


4. プライバシーの権利(SNSの扱い)


ご家庭で、子どものかわいい瞬間やがんばる姿を写真に残したくなる気持ちは、とても自然で素敵なことだと思います。


ただ、体操教室のような「商業的な発信の場」では少し事情が異なります。

私は 子どものプライバシー権は親ではなく子ども本人にある という考えを大切にしています。


SNSに写真や動画を載せることは、多くの人に子どもの姿を見てもらえる一方で、誹謗中傷や望まないかたちで情報が広まるリスクもあります。

私は子どもにそんな「いやな思い」をしてほしくありません。


だからこそ、たとえ保護者の許可があっても、商業アカウントで子どもの姿を公開することは控えています。

子どもをリスクから守ることも、私の大事な責任だと考えています。


・文部科学省「学校における個人情報取扱いガイドライン」


おわりに


体操教室は単なる運動の場ではなく、子どもたちが安心して挑戦し、選び、尊重され、守られる場所であるべきだと考えています。

そのために「発言」「選択」「言葉がけ」「プライバシー」を大切にすることが、子どもの権利を守ることにつながります。


これからも、子どもがのびのびと成長できる教室づくりを続けていきます。

 
 
 

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